豊川市では、県下最大級となるイオンモールの建設予定があり、その現状について調べてみました。
イオンモール建設予定について
建設概要
豊川市八幡駅近辺には元々日立製作所豊川事業所とスズキ豊川工場がありましたが、両者が工場を閉鎖することになり、その跡地のうちスズキ豊川工場にイオンモール豊川がオープンする予定です。
(日立の跡地は、市民文化センター建設予定)
面積は191,000㎡の5階建ての予定となっており、岡崎や常滑、浜松志都呂のイオンモールをも凌ぐ大規模な規模の出店計画となっています。
出店予定地
オープンは?
2022年秋の予定です。
2019年度下期:土地引き渡し
2020年度 :店舗面積や営業時間など出店概要を伝える地域説明会開催。
気になること
交通渋滞
現在、岡崎や志都呂のイオンモールや、最近オープンしたプライムツリー赤池もそうですが、大型連休などの日中は目的の車両により大渋滞になることがあります。
渋滞は豊川も例外なく起こると思われますし、国道1号線から比較的近いところにあるため、ただでさえ混みあいやすい国道1号線がさらに混みあうことが懸念されます。
その為、豊川市内でも経済効果の高い「工場を誘致したらいいのに~」という声も少なくありません。報道では、道路整備を行っていくとのことですがどの程度渋滞が緩和されるか未知数です。
19年10月16日追記:
イオンモールの交通渋滞対策として姫街道の4車線化が進んでいるとのニュースを発見しました。下記の通り国府駅から八幡までの4車線化に向けて用地取得などが行われている様です。
ただ、音羽蒲郡IC・国道1号線方面からのアクセス増に対応できても、豊川駅・豊川IC方面からの渋滞には対応できないので不安がまだ残るところです。
豊川市八幡地区への大型商業施設イオンモールの進出が事実上決まり、進出後に渋滞の悪化が予想されている八幡町内の姫街道の4車線化が進んでいる。
国府駅北側の交差点「上宿」から、東三河環状線と交差する交差点「八幡町横道西」までで4車線化が進められており、このうち事業化されている八幡工区(「筋違橋」~「八幡町横道西」)約600㍍区間の用地買収率は約80%で、改良工事に向けた詳細設計が進む。今年度は残る用地の取得と、DCMカーマなどの店舗近くにある交差点「亀ヶ坪」付近での4車線化の工事と歩道整備を予定している。
東愛知新聞
イオン豊川店(旧:サティ)はどうなる?
現在、豊川にはイオン豊川店があります。
ただのスーパーよりも大きく、ボーリング場や映画館もあるなど、イオンモールとスーパーの中間的な立ち位置です。そのため、多くの市民が日常的に訪れる場所となっているものの、当然イオンモールができてしまえば少なくない人数がイオンモールに流れてしまいます。
そうなると、イオン豊川店の閉店となってしまうかもしれませんので、今利用している方々や車などを持たない方は非常に不便になってしまいます。
報道によればイオン豊川店は存続するとのことですが、当然赤字になれば閉鎖して土地を売却~なんてことにもなりかねません。
今後、イオンモールサイドがどうしていくか
そしてこの町がどうなっていくかを見守っていきたいですね。
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